トリマ県(departamento:コロンビアの県にあたる行政区分)の賃貸のフィンカ(finca:プール付きのことが多い田舎の一軒家を、グループや家族で丸ごと借りる宿)は、ボゴタから2~3時間のMelgarとCarmen de Apicaláに多く、IbaguéとHondaがそれに続きます。2026年9月24日時点で、県の1泊の中央値はCOP 600,000です。Finkerosに掲載されている賃貸物件64件に基づく数字です。
掲載64件の半数は、1泊COP 450,000~1,000,000です。Melgarは28件で中央値COP 600,000(中央50%の範囲はCOP 480,000~800,000)、Ibaguéは11件でCOP 800,000です。Carmen de Apicaláは9件でCOP 380,000ですが、件数の少ないサンプルです。これは掲載価格であって予約価格ではなく、シーズンも区別していません。1泊COP 150,000未満の掲載は、ほとんどが1人あたりの料金なので除外しています。
Melgar(標高約320m)は、ボゴタっ子のティエラ・カリエンテ(tierra caliente:暑い低地)の一部と思われがちですが、クンディナマルカ県ではなくトリマ県にあります。「プールの町」(Ciudad de las Piscinas)と呼ばれています。ウォーターパークのPiscilagoは近くの高速道路沿い、クンディナマルカ県側にあります。約20分離れたCarmen de Apicaláには同じタイプのフィンカがあり、この地域で中央値が最も低い町です。
Honda(標高約230m)は、植民地時代にマグダレナ川の港として栄えた町で、歴史地区が残っています。グアリ川とマグダレナ川に架かる橋の多さから、「橋の町」(Ciudad de los Puentes)と呼ばれています。2月には川魚のボカチコ(bocachico)が川を遡上し、スビエンダ(subienda)と呼ばれる漁の祭りが開かれます。1時間足らずのMariquitaは、ホセ・セレスティノ・ムティスが率いた王立植物探検隊(Real Expedición Botánica)の本拠地だった町で、果樹のあるフィンカがあります。Finkerosでは、HondaとMariquitaの掲載は多くありません。
トリマの郷土料理は、レチョナ(lechona:豚の皮の中に肉と米などを詰めて焼いた料理)、トリマ風タマル(tamal tolimense:トウモロコシの生地で具を包み、葉にくるんで蒸した料理)、そしてマグダレナ川沿いでは魚の煮込みビウド・デ・ペスカド(viudo de pescado)です。
Melgarはボゴタ-Girardot高速道路沿いにあり、渋滞がなければ2~3時間です。HondaへはVilleta、Guaduas方面の道路で3~4時間。ボゴタの南バスターミナル(Terminal del Sur)から、Melgar行きのバスが出ています。Ibaguéには空港がありますが、MelgarとHondaへは、ボゴタから陸路で行くほうがたいてい便利です。IbaguéとMelgarの間は1.5~2時間です。
HondaとMariquitaは、1年の大半で30°Cを超えます。エアコンもプールもないフィンカでは、夜の暑さがこたえます。予約前に両方を確認してください。Melgarでは三連休(puente festivo:コロンビアでは祝日の多くが月曜日に振り替えられ、年に約18回の三連休があります)に町が満員になり、掲載価格は当てはまらなくなります。